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町興しって何だろう?



 すでに半年以上が経ったイベントについてのお話を致します。
 鮮度の落ちた話で恐縮ですが、3月に水戸で行われたコミックマーケットについてです。

 水戸市が全面的にバックアップしたこの「コミケットSP水戸」というイベント。
 確かに、街中は町ぐるみで協力をしないとできないような試みが多数されていました。
(下記画像は萌凧展示会場のもの)



 街中のスピーカーでは初音ミクの歌が流れていましたし、御土産屋さんにはメイドさんの店員さんが多数おられました。
 また、写真屋さんで展示されている写真は東方プロジェクトのキャラクターのコスプレ写真でしたし、御土産はいわゆる萌え絵のパッケージが目立っていたようです。

 しかし水戸市の町を少し歩くとシャッターが降ろされたままの空きテナントが多く、全体的に閉店中の商店街が目立ちます。
 スピーカーで初音ミクを流す事も当日限りでしょう。
 コスプレ写真は翌日には撤去されるはず。
 御土産屋さんで働かれているメイドさんもおそらくは人材派遣の会社から来た方ばかりのはず。
 いつも働いていて今日だけメイド服やコスプレの衣装を着ているような店員さんには見えませんでした。
 そもそも地元の方かどうかもわかりません。
 東京等からこの日だけ来た方かもしれません。

 コミケ会場に使用された場所がすでに閉店となった大型スーパーです。
 当日行かれた方も思われたかもしれませんが、現代風RPGのダンジョンと言っても過言ではないくらい。
 ここも普段は立ち入りが禁止されているはずなので、イベントが終わればまたシャッターが閉まります。
 
 町興しというアイデアも、コミケを誘致した事も、確かにどちらも素晴らしいです。
 しかし、これはエリア全体が動く分だけ利益も現地に落ちるのが正しいわけで、これを外の業者に任せきりにして、結果エリアとは無関係の人で運営されてしまっては意味が無いのです。
 生産も、雇用も、販売も、できるだけエリアの人間に任せて、ようやく経済が活性化するのだと思います。
 業者に任せるのは簡単ですけど、利益を市外県外に持っていかれたら意味がありませんから。

 先のイベントで、私は水戸市が結構好きになってしまいました。
 ですからこれで町興しを終わらせてしまうと、行く機会が無くなってしまうのが残念なのです。

 水戸市がどう考えているのかは存じませんが、もしアニメやゲームのファンを誘致したいのであれば、やはり定期的に誘致を繰り返すしかないと思います。茨城県の政治権力が未知数なのでなんともいえないものの、毎年水戸市でコミケの縮小版のようなイベントを開催すれば、シャッター街も少しは減るはず。
 …だと良いのですけれども。

 難しいのは、ゲームやアニメの制作まで資金を出して誘致をするのが正しいかどうか?なのです。
 あまり地方が口を出してしまいますと、
「ヒロインがやたらと観光地に詳しく、いつも観光PRをしてばかり」
 なゲームができあがってしまうのですよ。

 あやめ

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[ 2010/08/28 23:23 ] いわゆる普通のブログ | TB(0) | CM(0)